競争が激しい業界でのホームページの成功事例~美容室
WEBに可能性を感じてホームページを持ってみたものの、競争が激しくて、思ったほどの効果を実感できなくて、放ったらかしにしている経営者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
競争が激しければ、WEBマーケティングに詳しい人ほど、競争が激しいのであれば、競争が激しくないニッチ(すきま)市場を探す戦略に向かってしまいがちです。
たしかに、ニッチ市場を狙えば、ある程度の効果を出せるかもしれませんが、ニッチ市場に合わせた業態に変更しなければなりません。
ホームページの効果を出すために、業態を変えるのでは本末転倒ですし、ニッチ市場なので、需要も少なくなってしまい、大きな効果も期待できなくなってしまいます。
では、WEBでの競争が激しい業界はどのようなWEB戦略にすればいいのでしょうか?
WEBでの競争が激しいのであれば、競争が激しいなりの戦略を立てればいいのです。
美容室を経営している知人がいます。
その彼がWEBに参入しようと考えました。
しかし、美容室と検索すると、上位には大手のサイトがズラリと並び、とても個人の美容室が太刀打ちできるような状況ではありません。
PPC(リスティング)広告を出しても、1クリックあたりの単価を考えると、費用対効果はマイナスになってしまう可能性が高いでしょう。
このような状況だとわからずに、ホームページを作り、SEO対策を行いながらPPC広告を出したら、思ったほどの効果が出ず、「なんだ結局WEBはうまくいかないんだ」と思ってしまうでしょう。
WEBだけに捉われていたら、こう思ってしまうかもしれません。
しかし、本来の目的はお店の業績を上げることです。
この本来の目的を見失ってしまってはいけません。
WEBだけで効果を出すのが難しいのであれば、別のマーケティング方法も取り入れて、クロスメディア戦略にすればいいのです。
クロスメディアとは複数のメディアを使って相乗効果を出すことです。
身近な例ですと、TVCMで「詳しくは○○を検索」とホームページに誘導することがそうです。
マルチメディアは加算的(A+B)なメディアの活用方法なのに対して、クロスメディアは積算的(A×B)なメディアの活用方法です。
美容室の場合、広告を出しているお店が多く、彼のお店もフリーペーパーに広告を出していました。
広告スペースは限られていますから、普通ならその限られたスペースの中で最大限自分のお店をアピールしようと考えるでしょう。
しかし、限られたスペースでは、十分なプロモーションをすることはできません。
そこで、広告×ホームページというクロスメディア戦略を使って、広告からホームページに興味のあるお客様を誘導し、広告では伝え切れなかったお店のアピールや情報をホームページに掲載することで、相乗効果を出すことができます。
ここまでお読みいただいて、「なるほど」と納得していただけたと思いますが、本当のWEB戦略は、ここからです。
その美容室が若い世代をターゲットとしていた場合、若い人世代はパソコンよりも携帯電話でインターネットを利用している人が多いので、携帯電話(モバイル)用のホームページも同時に作成しておくとより効果的です。
さらに、広告にQRコード(携帯電話のカメラ機能を使ってバーコードを読み込みアクセスするためのコード)を載せると、ホームページへのアクセスが容易になり、アクセスアップが見込めます。
まだまだWEB戦略については書きたいことがありますが、記事が長くなりすぎてしまうので、これくらいにしておきたいと思います。
一つだけ言いたいのは、やり方を工夫することで、WEBの可能性を広げることができるということです。
やっぱり、もう一つだけ言わせていただくと、実際のビジネスでは資本の大小は競争に大きな影響を与えますが、WEBの世界では実際のビジネスよりも資本の影響が少なく、アイディアやノウハウで中小企業が大企業に勝つことができる世界なのです。
だからこそ、中小企業の方もどんどんWEBの世界に参入していただきたいと思います。
しかし、高品質なホームページを作る業者は料金が高いので、安い料金の業者に依頼してしまい、品質の低いホームページを持っている中小企業がたくさんあるんです。
品質の低いホームページでは、せっかくWEBに参入しても当然効果は出にくいです。
だからこそ、中小企業の方が高品質なホームページを持てるようにと思い、ホームページ作成のハルリでは品質の高いホームページを低価格で作成するというサービスを行っているのです。
ホームページをまだ持っていない中小企業の方、今のホームページに満足できしていない方、リニューアルをお考えの方は、ぜひホームページ作成のハルリをご利用ください。