あなたのホームページが効果を出せない理由~WEBマーケティング編
今回は、あなたのホームページが効果を出せない理由のWEBマーケティングに焦点を当てて、書きたいと思います。
WEBの世界はオフラインのビジネスよりも単純だと、前回書きました。
オフラインのビジネスでは数字で分析を行っていますが、WEBの世界はより単純な分、数字での分析が重要になってきます。
WEBでの効果を測定する公式
WEBでよく使われるもので、以下のような公式があります。
1、成約数÷アクセス数×100=CV率
2、アクセス数×CV率÷100=成約数
CV率は、反応率、成約率などいろいろな呼び方がありますが、意味は同じです。
1は、アクセス数に対し、どれくらいの反応があるかの割合を示すものですが、WEBの世界では一般的に1%の反応があれば良いとされています。
2を見ると、同じアクセス数でもCV率が上がれば、成約数が増えることがお分かりになると思います。
例えば、同じ1,000アクセスでも、CV率が1%なら成約数は10になり、CV率が倍の2%なら成約数も倍の20になり、効率の良いサイト運営ができていることがわかります。
また、同じCV率でも、アクセス数が増えれば、成約数が増えるのがお分かりいただけると思います。
最終目的は成約数の増加であることを忘れないこと
CV率やアクセスの増加は、結果的に成約数の増加に繋がるかもしれませんが、大事なのは、あくまでも最終目的は成約数の増加であることを忘れないことです。
「この人は何を言ってるんだろう?」と思われるかもしれませんが、CV率の増加をするだけなら、私はそれほど難しいものではないと思っています。
これは集客戦略に関わることですが、それなりのページを作成し、反応してくれる可能性の高い、所謂『濃いアクセス』だけを集めれば、それほど難しいことではないからです。
商品の販売をしているのであれば、その商品を欲しいと強く思ってる人からのアクセスを集めれば、当然CV率は上がります。
しかし、濃いアクセスを集めようとすればするほど、“ふるいにかけられます”ので、アクセス数を伸ばすのは難しくなります。
そうすると、結果的にCV率を増やしても、成約数増加に繋がりにくいのです。
また、アクセス数を増やすことにばかり意識をとらわれ過ぎて、『薄いアクセス』ばかり集めても成約には結びつかないので、これも成約数の増加に繋がりにくくなります。
例
1、CV率にばかりこだわった場合
アクセス数100×CV率4%÷100=成約数4
2、アクセス数にばかりこだわった場合
アクセス数1,000×CV率0.4%÷100=成約数4
3、成約数にこだわった場合
(濃いアクセス数100×CV率4%÷100)+(薄いアクセス数500×CV率0.4%)=【成約数6】
※濃いアクセス・薄いアクセスを合わせたCV率1%
上記の例の場合、3は1と2に比べて、それぞれアクセス数とCV率は高くありませんが、成約数を見ると、1と2よりも高くなっています。
このように、CV率やアクセス数といった、部分的な数字ばかり見るのではなく、「最終目的である成約数がどうなるのか?」という視点で総合的に判断することが重要なのです。
札幌の激安・格安ホームページ作成のハルリでは、WEBコンサルティングにて、このようなWEBマーケティングのアドバイスも行っております。
「もっとホームページの効果を上げたい」「専門家の視点でアドバイスをしてもらいたい」とお考えの方がいらっしゃいましたら、ご相談は無料となっておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。