インディーズミュージシャンのポータルサイト「Japan Indies」であきらめた機能
昨日のブログにも書きましたが、インディーズミュージシャンが無料でホームページやブログを持てる「Japan Indies」がようやく完成しました。
ミュージシャンとそのミュージシャンのファンをメインに考えて作ったのですが、実はトップページの機能を強化して、それ以外の使い方もできるようにと当初考えていました。
しかし、実装するといろいろと課題というか問題があってあきらめた機能があります。
今回はそのあきらめた機能について書きたいと思います。
地域でのライブ情報の検索
音楽好きの人が、その地域のライブ情報を検索。知らないミュージシャンなら、専用ページでプロフィールを見て、良さそうだと思ったらライブに行く…。
そんな使い方も考えていたのですが、これを実装しようとするためのいくつかの方法を思いついたのですが、そうなると弊害が出てしまうので断念しました。
1、タグで地域選択(タグアーカイブ表示)
ライブ情報を投稿する時に、タグを追加して地域を選択。カテゴリー「ライブ」+地域のタグでアーカイブ(一覧)を表示するという方法です。
この場合、投稿する度にタグを選択する手間が増えてしまいます。
しかも都道府県で分けたとしても47もあるので、毎回47個のタグの中から選択するのは面倒です。
さらに、検索する側(ファン)からしてみても、都道府県だと地域が広すぎるという欠点があります。
だからといって市町村のタグにすると、投稿する側(ミュージシャン)がタグを選択するのが、ますます面倒になってしまいます。
2、タイトルや本文に地域名を入れてもらう(フリーワード検索)
投稿する時に、タイトルや本文にライブを行う地域名を入れて投稿してもらい、フリーワード検索でキーワードに一致した投稿を表示するという方法です。
この方法だと、まずミュージシャンに地域のキーワードを入れてもらうことを周知しないといけません。
仮にミュージシャン全員がキーワードを入れてくれるようになったとしても、今度はスパム的にたくさんのキーワードを詰め込む人が現れる恐れがあります。
また、スパム目的ではなく、地域名が入ってしまう場合もあるので、そうなると検索した時に意図していない投稿まで引っかかってしまうようになります。
地域でのライブ情報の検索を却下
上記の理由から、トップページから地域のライブを検索して~というのは却下しました。
もし何か良い解決策があれば、後日実装します。
メンバー募集
読んで字のごとく、メンバー募集機能です。
パートと地域で検索、お問い合わせフォームから応募ができるという形です。
募集している人のメールアドレスを貼り付けるのはどうかと思うので、Contact Form 7で投稿者への問い合わせが可能なようですから、Contact Form 7を使って募集(投稿)した人にメールが届くような仕組みです。
なので、お問い合わせフォームはいいのですが、問題は投稿方法とパートの分類です。
メンバー募集は頻繁に募集するものではないと思うので、地域のタグを付けてもらえば、都道府県毎の一覧が出せます。
ただパートをどう分類するのか?とそれを分類する方法です。
メジャーなパートはいいのですが、スティールパンなどのマイナーな楽器の扱いに困りました。
「その他」のタグ(またはカスタムタクソノミー)で分類してしまうか、フリーワード検索にするかの2種類ですが、フリーワード検索だと、「スティールドラム」(スティールパンの別称)だと検索に引っかからなくなってしまいます。
メンバー募集は、良い実装方法を思いついたら、追加したいと思います。
対バン募集
ライブを行うにしても来るお客さんは友達ばっかり…となると、なかなか動員数が増えませんので、対バンを募集できる機能があればいいかなと思いました。
対バンの応募はメンバー募集と同様に、お問い合わせフォームを設置して、募集(投稿)した人にメールが届くような仕組みです。
これはメンバー募集よりも簡単なのですが、インディーズでバンドをしている友人に相談したところ、「対バン募集があってもみんな使わないんじゃない?」と言われ、却下しました(笑)
利用している方からのご要望が多くなれば、実装しようかと思います。
その際、「みんな使わない」と言った友人に文句を言う予定です(笑)
人気記事ランキング
カテゴリー(ライブ・ブログ)に関係なく、アクセスの多い記事のランキングをトップページに表示する機能です。
これは音楽好きな人にランキングを見てもらって、知らないミュージシャンのことも知ってもらうためのものです。
これはまだ利用者が少ないので却下(笑)
ある程度ミュージシャンが増えたら実装します。
最後に宣伝
いくつか却下した機能はありますが、全体的に見て我ながらかなり使いやすくなっています(笑)
なので、インディーズで活動しているミュージシャンの方がいらっしゃったら、ぜひ「Japan Indies」をどんどんご利用してください。
また、不特定多数の人が使えるようなカスタマイズを行っているので、別のポータルサイトを構築する際にもかなり使えるかなと思います。
wordpressを利用したポータルサイトをお考えの方は、ぜひ札幌のホームページ作成のハルリにご相談ください。