HTML5はまだ早い
以前、HTML5についての記事を書きましたが、その記事にHTML5関連のキーワードからのアクセスが毎日のようにあるので、改めてHTML5について書きたいと思います。
変化の早いWEB業界で、新しいものほど成功する可能性が高いような気がいたしますが、HTML5の場合は、そうでもありません。
一番の理由は、windows XPのユーザーが多いからです。
「ブラウザなのに、なぜOSが関係あるの?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、XPはHTML5も対応した最新のIE(インターネット・エクスプローラー)にアップデートすることができないため、XPでIEを使っている方に対応できなくなってしまうからです。
つまり、全てのブラウザで同じように表示・動作するクロス(マルチ)ブラウザ対応にならなくなるのです。
まだまだXP、XP以前のユーザーが多いので、そのユーザーに対応しないというのは、非常にもったいないかと思います。
XPを使っているからライトユーザーだという訳でもなく、動作の軽快さやソフトの互換性で、最新スペックにXPを搭載しているユーザーもいます(私もその一人です)
なので、少なくてもHTML5への移行はXPのサポートが終わってからにした方が良いかと思います。
個人的には、XHTML1.0のデメリットを特にも感じないですし、HTML5にすると多少機能が増えてコーディングが楽になるというメリットくらいしか感じないので、現段階での必要性を全く感じていません。