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wordpressの設計で絶対に気を付けなければならない2つのこと

2012年 10月22日  Wordpress

自分でホームページの編集をしたいという方に、wordpressが人気です。

無料ブログのような形でページの追加・編集ができるので、HTML・CSSに詳しくない方でも簡単に使用することができます。

そんなwordpressですが、いろいろなwordpressサイトを見ていると、「これはちょっと…」というものも少なくありません。

wordpressは誰でも簡単にシステムを構築できる反面、制作者によってユーザビリティ、メンテナンス性、拡張性、SEO効果などに、大きな違いが出ます。

ここが制作者のスキルの違いになってくるかと思います。

今回は私がwordpressを構築する際に気を付けていることについて書きたいと思います。

少しでもご参考になれば幸いです。

 

システムの設計

「どのようにwordpressを設計するか?」 という部分ですが、ここはお客様のユーザビリティやメンテナンス性、将来の拡張性などに関わる部分ですので、非常に重要です。

私は以下の3点を考慮しながら設計するようにしています。

  1. お客様のご要望
  2. どのような方がどのように運営するのか
  3. 将来どのようなサイトにしていきたいか?

1、お客様のご要望

お客様のご要望をお聞きして、どのような機能が必要かをリストアップします。

例といたしましては、「お問い合わせフォーム」「新着情報の一覧」「関連記事の表示」など

2、どのような方がどのように運営するのか

どのような方がどのように運営するかによって、1でリストアップした機能をどのように実装するか決定します。

お客様自身が設定を変更できるようにする場合はプラグインを使用したりしますし、逆にお客様が間違って設定を変更してしまわないようにテーマ(テンプレート)部分に直接記述するなど、お客様の使用環境に合わせます。

また、追加したページのリンクは、自動的に一覧が自動生成されるようにするか、それとも手動でリンクを追加するようにするかなども、どのように運営して、どのようなページを追加するかによって、使い分けなければなりません。

その他にも、通常投稿と固定ページだけでは、サイトのボリュームによっては、記事の管理が大変になるため、カスタム投稿タイプで記事を分けると管理が楽になり、メンテナンス性が向上します。

3、将来どのようなサイトにしていきたいか?

将来的に新しいコンテンツや機能を追加する予定がある場合は、それらも踏まえた設計をしなければなりません。

現状だけを考えて設計すると、後でコンテンツや機能を追加する際、膨大な作業量になる恐れがあるためです。

将来的なコンテンツの追加と一覧を表示するリストの自動生成を考えると、カテゴリーやタグの追加、カスタム投稿タイプの追加、カスタムタクソノミーによるタームの追加をしておくと、今後の作業量を減らすことができます。

 

SEO対策

wordpressをインストールすると、デフォルトの設定がしてありますので、そのままでも使えます。

しかし、wordpressのデフォルトの設定は、SEO対策上あまり良くないので、カスタマイズが必要です。

基本的な部分は通常のサイトと変わりませんので割愛して、「wordpress用のSEO対策」とも言える、wordpressに必要なSEO対策は以下の通りです。

  1. 自動生成される無駄なソースを削除
  2. URL構造の最適化

1、自動生成される無駄なソースを削除

wordpressの無料でダウンロードできるテーマ(テンプレート)の多くは、無駄なソースをたくさん生成されるように作られています。

metaタグにあるwordpressのバージョン情報などもその一つです(これ一つとってもできない業者が多いため、良い業者か良くない業者かをこれだけでも判断できます)

無駄なソースはSEOの観点では良くないことですから、ソースを確認して無駄なソースを生成しないようにカスタマイズしましょう。

2、URL構造の最適化

パーマリンク・URL構造は、制作者が設定する部分ですが、わざわざ検索エンジンに不利になるような設計をしているサイトを見かけます。

グーグルの公式の発表では、URLを適正化することを推奨しています。

良い例
xample.com/
xample.com/sample1/
xample.com/sample1/a.html
xample.com/sample1/b.html
xample.com/sample2/
xample.com/sample2/a.html
xample.com/sample2/b.html

正しいURL構造は、通常のサイトのようになればいいのですが、wordpressの場合はこの設定がかなり面倒で、しっかり最適化するためには、高度なノウハウが必要です。

そのため、おかしなURL構造のままにしているサイトが数多くあります。

悪い例1
xample.com/
xample.com/sample1/index.html←ディレクトリのトップページがない
xample.com/sample1/a.html
xample.com/sample1/b.html

悪い例2
xample.com/
xample.com/sample1.html←ディレクトリのトップページがない
xample.com/sample1/a.html
xample.com/sample1/b.html

wordpressでSEO対策をするのなら、URLの構造までしっかり設計することが大切です。

 

札幌の激安・格安ホームページ作成のハルリでは、以上のことに注意しながらwordpressサイトの構築を行っており、お客様に合わせた設計でご好評をいただいております。

wordpressサイトの制作をお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。



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コメント

  1. […] 以前書いた「wordpressの設計で絶対に気を付けなければならない2つのこと」のシステムの設計に関連して、今回は投稿方法の使い分けについてです。 […]


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