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wordpressに移行する際のSEO対策と投稿方法の密接な関係

2012年 6月15日  Wordpress

今回は『wordpressに移行する際のSEO対策と投稿方法の密接な関係』について書きたいと思います。

SEO対策のことまで考えないWEB制作者がたくさんいて、使い勝手しか考えないで構築している会社も多いようですが、wordpressで構築したサイトもホームページですから、SEO対策は非常に重要だと思います。

 

wordpressで構築したサイトにSEO対策をするには、もちろん通常のSEO対策も必要ですが、その他にwordpress独特のSEO対策も必要です。

そのwordpress独特のSEO対策の中でも、特に神経を使わないといけないのが、投稿方法の決定です。

使い勝手だけを考えれば、単純にそれぞれに合った投稿方法にすればいいのですが、SEO対策のことまで考えるなら、そうもいきません。

既存サイトをwordpressに移行する場合は、特に注意が必要です。

 

wordpressの投稿方法

wordpressには投稿方法が3種類あり、それぞれ特徴があります。

i.通常投稿

通常の投稿方法です。 カテゴリーやタグで分類することができ、パーマリンクの設定(URLの設定)で一番自由なのがこの方法です。

ii.固定ページ

ページの親子関係を設定できます(あまり必要がないかもしれませんが…)更新しないページなどでよく使われています。パーマリンクの設定に一部制限があります。

iii.  カスタム投稿タイプ

左側のメニューに新たな項目を追加して投稿できるようにします。固定ページでジャンル分けしたい時に便利です。固定ページと同様にパーマリンクに一部制限があります。

 

投稿方法の違いによる大きな問題点とは?

固定ページ・カスタム投稿タイプのパーマリンクの一部制限とは、サブディレクトリを設定した場合のURLで、ここが大きな問題になってくるのです。

wordpressのデフォルト状態では、サブディレクトリで最後がスラッシュで終わる場合(サブディレクトリのトップページ)、スラッシュなしのURLにリダイレクトされてしまいます。


ttp://exmple.com/sample/→ ttp://exmple.com/sample
※自動的にスラッシュなしのURLにリダイレクト

これはプラグインで解決できます。

ちなみに、スラッシュあり・なしも別ページと見なされるため、リダイレクトされていますが、SEOの観点から、できれば移行前がスラッシュありだったら、移行後もスラッシュを付ける方が望ましいです。

 

しかし、問題はここからで、通常投稿の場合、パーマリンクを『/サブディレクトリ/ファイル名.html』とした場合、ttp://example.com/サブディレクトリ/ファイル名.htmlになるのですが、固定ページ・カスタム投稿タイプの場合、『ttp://example.com/サブディレクトリ/ファイル名.html/』と.htmlの後にも『/(スラッシュ)』が追加されてしまうのです。

つまり、移行前のサブページのURLが、『/サブディレクトリ/ファイル名.html』だった場合、固定ページとカスタム投稿タイプを使うとURLを変更しなければならないのです。

URLの変更は検索エンジンからは、新しいページと見なされてしまい、また評価が一からになってしまうので、SEO対策の観点から見れば、好ましくありません。

ですから、SEO対策を優先させてwordpressに移行するなら、投稿方法は通常投稿が一番良いのです。

 

通常投稿にするデメリットは編集する際に、記事を探す手間が掛かるのと、誤って編集してしまう可能性があることですが、記事を探す際にカテゴリー分けをしておけば、一発で検索できますし、誤って編集するのを防ぐには、ユーザーを追加し、編集できるカテゴリーに制限を掛ければ防ぐことができます。

wordpress独特のSEO対策は他にもありますが、特に重要なことなので、今回書かせていただきました。

ホームページ作成のハルリでは、通常のホームページ作成だけでなく、wordpressでのサイト構築の際もSEO対策にこだわった制作をしております。

wordpressでのサイト構築もぜひ当サービスにお任せください。



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