WEBとパレートの法則
パレートの法則というのをご存じでしょうか?
パレートの法則と聞いても、ピンと来ない方がいらっしゃるかもしれませんが、「80:20の法則」と言えば、多くの方がピンと来るのではないでしょうか。
売上の8割は2割の顧客から生まれているなど、いろいろな現象で80:20の法則が当てはまるというものです。
実は、WEBではこのパレートの法則が顕著に表れます。
WEBでの集客とパレートの法則
実際のビジネスでもWEBでも集客ができなければビジネスは成り立ちません。
WEBでの集客で特に大切なSEO対策を例に考えてみましょう。
検索エンジンで検索すると、1ページにつき10のホームページが検索結果として表示されます。
つまり、検索結果の1ページ目には、1位~10位のホームページが表示されている訳です。
同様に、2ページ目には11位~20位、3ページ目には21位~30位のホームページが表示されます。
ここで、あなたが検索エンジンを使って、何かを調べた時のことを思い出してみてください。
タイトルと概要を見て、目的に合ったホームページを見るかと思いますが、何ページ目まで見るでしょうか?
大抵の方は1ページ(1位~10位)、せいぜい見ても2ページ目(11位~20位)までではないでしょうか?
今の検索エンジンは進化していて、ほぼ1ページ目で目的のページが見つかるので、よほど強く調べたいことでもない限り、3ページ目以降は見ないかと思います。
これはデータでも出ていて、検索結果の2ページ目以降はどんどんアクセス数が下がっていきます。
ここで何が言いたいかと言うと、ここでもパレートの法則が当てはまっているということです。
SEO対策をして検索結果の1ページ目のサイトで、ほとんどのアクセスを独占していて、2ページ目のサイトがわずかにアクセスがあり、3ページ目以降はほとんどアクセスがありません。
ですから、SEO対策では20:80どころかトップ10以内に入る必要があるのです。
WEBプロモーションとパレートの法則
次にWEBプロモーションを考えてみましょう。
集客ができたら、次に考えなくてはいけないのがWEBでのプロモーションです。
ここで、あなたがWEBで商品を購入したり、サービスの申し込みをする時のことを思い出してください。
目的に合ったキーワードで、良さそうなサイトにアクセスしますよね?
これが前述した集客の部分です。
次にあなたはどのような行動を起こすでしょうか?
一番最初に見たサイトで決めてしまいますか?
ほとんどの方は、別のサイトも見て、比較検討し、一番自分に合ったサイトで申し込むかと思います。
WEB、特にPCサイトは、移動する必要がなく、容易に比較検討ができるため、通常のビジネスと比べると、比較検討されやすいという特質があります。
そのため、ユーザーは、いくつかのサイトを見て、一番自分に合ったところから注文します。
ですから、同じだけ集客ができても、良いプロモーションができるサイトは反応率が良くなり、逆に良いプロモーションができないサイトは全くといっていいほど、反応が得ることができず、ここでもパレートの法則が成り立つのです。
WEBはクラスでなければ意味がない
WEBでパレートの法則が成り立つのは理解していただけたかと思います。
ここで、何をわかっていただきたいかというと、上位20%に入ることができなければ、ほとんどWEBの効果を得ることができないということです。
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なかには、安さばかりを求めている方もいらっしゃいます。
安いということはお客様にとって、とても大切なことですが、しかし安い料金だとどうしても品質が下がってしまい、上位20%に入ることができず、ほとんど効果を得ることができないのです。
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