ホームページを作成・リニューアルしたら忘れずにやっておきたいこと1
ホームページを新しく作成したり、リニューアルしたら忘れずにやっておくべきことがあります。
これは少し専門的な知識がないと知らないことなんですが、サイトマップの作成です。
サイトマップと言われても、なかなか聞き覚えのない言葉ですが、簡単に言うとサイト内のページの一覧表です。
なぜサイトマップを作っておくと良いかの説明の前に検索エンジンについての説明をしたいと思います。
検索エンジンとは、そもそも星の数ほどあるホームページのデータベースです。
自動的に巡回するクローラーというプログラムが、それぞれのホームページの内容を収集して、データとして蓄積していきます。
検索エンジンは、そのデータベースを検索しているのです。
ホームページを新しく作った場合、インターネットで見ることはできますが、検索エンジンは新しくホームページが作られたことを知りません。
そこで、新しいホームページがあることを検索エンジンに通知するために、検索エンジンに登録する訳です。
そうすると、クローラーというプログラムが、新しくできたホームページに来て、どのようなホームページかを判断して、データベースに登録します。
このクローラーというプログラムはよくできていて、自動的にリンクも辿ってページの情報を収集してくれます。
しかし、ホームページの全てのページを収集するのには、どうしても時間が掛かってしまいます。
そこで、ホームページの全てのページを記述した地図があると、効率良くクローラーが巡回できるのです。
そのホームページの全てのページを記述した地図が、前述のサイトマップという訳です。
このサイトマップを検索エンジンに送信することで、クローラーが効率良く巡回でき、サイト内の全てのページを早くデータベースに登録(このことをインデックスと言います)することができるのです。
リニューアルをした時も同様に、新しく作成されたページをクローラーが効率良く巡回するために、サイトマップを新しく作成します。
次回は具体的なサイトマップの作成方法です。