キーワード出現率と最近のSEOの傾向
先日とあるSEO分析ツールでホームページ作成のハルリを調べてみたところ、思いもよらぬポイントでマイナスの評価をされてしまいました。
それは…、タイトルに書いてあるので、バレちゃってると思いますですが、お察しの通り、キーワード出現率です。
キーワード出現率とは、「そのページの文章の中で、何%目的のキーワードが含まれているか?」です。
一昔前、このキーワード出現率は5%がいいとか、7%がいいとか、様々な意見がありました。
実際、ヤフーが独自の検索エンジンを使っていた頃、上位のサイトはキーワード出現率5%くらいのサイトが多かったように思います。
ヤフーの評価基準はブラックボックスになっており、キーワード出現率という概念は正しかったのかもしれません。
しかし、現在は皆さんご存知の通り、ヤフーは独自の検索エンジンを使うのをやめ、グーグルの検索エンジンが使われています。
ですから、現在グーグルの国内シェアは約90%になっており、【SEO対策=グーグル対策】と言っても過言ではない状況になっております。
そのグーグルでは、定期的に検索エンジンの評価基準を発表していて、一度たりとも『キーワード出現率』という言葉を使っていないのです。
つまり、グーグルでは『キーワードの出現率』を評価基準にしていないのです。
実際にグーグルの検索エンジンの上位に来ているサイトの傾向を見れば、そのことがよくご理解いただけるかと思います。
私は最近またSEO対策に力を入れ始めましたが、コンテンツが重視される傾向が強くなったように感じます。
ほとんど被リンクがないページが、SEO対策業者なら喉から手が出るくらい上位表示させたいメジャーなSEO対策関連のキーワードで、トップ10に入っています。
グーグルで評価基準になっていないのであれば、実際にはほとんど無意味な概念ということになりますから、キーワード出現率を気にするのではなく、伝えたいことだけを意識して文章を書いた方が良いと思います。
このブログの記事一覧を見ると、ホームページ作成業者なのに、最近はSEO対策関連の記事ばかり書いてますね…(汗)
ホームページの作成方法は、詳しく説明しているサイトがたくさんあるので、わざわざ書く必要がないと思いますし、なにより私にとっては、ホームページの作成とSEO対策はセットだと思っています。
ホームページを作る際、訪問者のことを考えて、デザインしたり、レイアウトしたりするかと思いますが、私からすれば「なぜ訪問者のことだけで検索エンジン(SEO対策)のことまで考えないのだろうか?」と思います。
訪問者だけでなく、訪問者と検索エンジン両方に強いホームページの方が、良いに決まっています。
ホームページ作成のハルリでは、訪問者と検索エンジン、そしてレイアウト崩れを起こさないようにブラウザの3つに強いホームページ作成を行っています。