うまくいっていないサイトの90%に欠けているものとは?
とあるネットショップがうまくいっていない知人から「こういったお客様にも対応して、このようなお客様にも対応したい」という相談を受けました。
私が「どのようなお客様をターゲットにするんですか?」と聞いたところ、その知人が「全てのお客様」と答えました。
その知人から、お金を頂いて相談を受けている訳ではなかったので、「それなら難しいでしょうね」とだけ伝えて、私はその場を去りました。
「全てのお客様を対象としているのに難しいって、どういうことだ?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そこには成功するために必要な決定的なものが欠けていたのです。
その決定的なものとは、「マーケティングの概念」です。
WEBマーケティングと聞くと、なにやら難しそうに感じるかもしれませんが、基本的には通常のマーケティングの概念と同じです。
ただ、店頭販売と通信販売のマーケティング手法が異なるように、WEBにはWEB独特の手法があるというだけなのです。
例えば4Pだと、価格・商品は通常の4Pと同じですし、販売チャネルはWEBで、プロモーション方法が異なっているというだけのことです。
先程のネットショップの場合、実店舗に例えると、全てのお客様を対象としているために、いろいろな人向けの商品を仕入れて、それを並べている状態なのです。
他に、品揃えの良いお店もありますし、好みの商品ばかりを扱った専門店もありますし、そこよりも安いお店もたくさんあります。
「全て」ということを優先させることによって、そのお店独自の個性も優位性も魅力も全てなくなってしまっているのです。
そのようなお店をわざわざ選んで、買い物をするでしょうか?
結局、全てを得ようとして、全てを失ってしまっているようなものです。
マスマーケティングが悪いと言っている訳ではありません。
実際アマゾンは大成功を収めています。
しかし、マスマーケティングが最も効果を発揮したのは、今から数十年も前の話で、現代でマスマーケティングを成功させるためには、かなり高度なマーケティングとたくさんの資本が必要です。
それがなければ、先程のネットショップのように、なんの魅力も特徴もないお店になってしまいます。
話が逸れてきてしまいましたが、大事なのはいかに魅力的なホームページにするかであり、そのためにWEBマーケティングが必要なのです。
札幌の激安・格安ホームページ作成のハルリでは、WEBコンサルティングでWEBマーケティングのアドバイスも行っておりますので、ご興味のある方はぜひご相談ください。